講座1.特別支援の対応で子どもの事実を作る!教室からの実践報告
毎月サークルでは和久田学氏との勉強会を行っています。クラスにいる気になる子どもについて
レポートを作成し、参加した先生方とアセスメントをしながら、今後の長期目標や短期目標を科
学的に分析する事例研究をしています。この学習会に参加し、学んでいる先生がたがそれぞれの
教室でどのような対応方法を意識してきたかを報告します。その報告にドクターからのコメント
をいただき、特別支援を要する子どもへの対応方法について学ぶことができます。
講座2.特別支援対応を意識した模擬授業
教室には様々な子ども達がいます。子ども達が「できた」「分かった」と思う授業をするために
は、授業力と学級経営力だけでなく、特別支援対応力が必要となってきています。どのような
スキルが必要になるのか、必要な対応力について教室を意識した模擬授業をします。その授業に
神谷氏が解説を加えることでさらに学びを深めていきます。
講座3.これからの教育には特別支援対応は外せない!学級経営術
毎年大変だと言われている子どもたちを担任している神谷氏は25年以上にわたって特別支援教
育について学んだことを教室の中で駆使して学級経営を行っています。その積み重ねがあるから
昨今の新型学級崩壊にも対応できてきました。この5年間、和久田学氏の学習会には皆勤で学び
続け、教育科学の見地からも講座を組み立てています。毎年行われている教え方セミナーの講座
では「わかりやすかった」「よかった」と評判の学級経営術について紹介します。
講座4.佃ドクター講演
発達障がいがあっても幸せになる十七条憲法
佃先生は、発達障がいのある子どもたちに対して、それをメリットとして育てることを強く推し
進めています。もちろん、そのためには周りの理解が必要です。その手立てとして「発達障がい
があっても幸せになる十七条憲法」を提唱しています。
その第1条が「自立を妨げるものは発達障がいではなく二次障害である」というものです。
つまり、子どもたちが本来持ち合わせているものが、彼らの自立を妨げているのではなくて、
私たち周りの支援者の無理解が彼らの症状を悪くし、社会に適応できなくさせているのです。
発達障がいをもった子どもたちは、不思議なパワーをもっている子どもたちが多いです。彼らの
対応法を正しく認知し、学級経営に生かしていくと、本当に教室が活動的になって楽しいです。
発達障がいを持つ子どもたちはもちろんのこと、周りの子ども達、教師も本当に笑顔で学校生活
を送ることができます。そんなみんなが幸せになれる方法について話してもらいます。